劣化しない幸せを考える -3.ドーパミン-

この記事の内容は、この本を参考にしています。

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先日の記事でホルモンの説明を少しさせていただきました。

分かりにくい部分もあるかもしれませんが、
ホルモンって
とにかく各臓器を動かすために欠かせないものだよってことです。

さて、そのホルモンの中で、
”幸せホルモン”
と呼ばれるものがあります。

1. セロトニン
2. オキシトシン
3. ドーパミン

の3つです。

今日はそのうちの一つ、
3.ドーパミンについてお話ししていきます。

3. ドーパミンの話

ドーパミンは、脳の「側坐核」というところから出ます。

ドーパミンが出ると、脳は高揚感を感じます。
では、どんなときにドーパミンが出るか?

それは、なにかを「達成」したり「成功」したときや
「そのために頑張っているとき」です。

たとえば、

・県大会で優勝した

・仕事を頑張って月収30万円もらった

・山の頂上に登った

・・・

などなど、
なにかを達成したり成功したりしたときに出ます。

たしかに成功のためにがんばるけど・・

・優勝したいから、頑張る!

・月収30万円もらいたいから、頑張る!

・山の頂上に立ってみたいから、頑張る!

これがあることで頑張れることはたくさんあります。
むしろ、これが無いと達成のための
モチベーションが上がらないとか、
そういった話になってきますよね。

でも!

この達成感や成功を味わうということが

一種の麻薬になっていることにも気づく必要があります。

ドーパミンは快楽物質で、同じ内容だと
次回に出てくるドーパミンの量は減ります。

・県大会で毎回優勝していると喜びが減る

・毎月30万円もらっていると、当たり前になる

・同じ山だと頂上に立った時に感動があまりなくなる

このような状態になってしまうため、
脳が、初回と同じような
快楽や感動を得たいと思った場合、


より困難な目標を達成しないと快楽や感動を得られなくなります。
ドーパミンは劣化する幸せですし、
ドーパミンで得られる幸せは、
ある意味で”中毒”を引き起こすものです。

ドーパミンのまとめ

もちろんもちろん、

ドーパミンを利用して幸せを感じることは悪いことではありません。

でも、
どんどん刺激を強くしないと得られない快楽物質であることも
知っておかなければなりません。

次回は、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンのまとめをしましょう。




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