心理学 NO.5 人間の心と脳

ヨネカワ治療院です。

カラダの施術を行う上で、痛みの発生がココロから来るものもあると感じており、
ここ最近は心理学を学んでいます。
どうせ勉強するならと、心理カウンセラー資格を取得しようと孤軍奮闘。
毎日、一歩ずつ歩みを進めています。

今日は心と脳の関係性について勉強していきます。

1.脳がココロの働きを担っている

「心」理学。
ココロと書きます。「心」臓の心でもありますが、
実際にそのココロの動きを担っているのは『脳』です。
脳が考え、(これはやべえ・・!)となれば、
心臓はバクバクと早く脈を打ち始めます。
脳にはいったいどのような機能があるのでしょう?


2.感情や記憶・学習を司る大脳辺縁系

人間の「喜び・悲しみ・怒り・・」など心理学の分野で取り扱われている感情を司っているのは、『大脳辺縁系』です。
大脳辺縁系には、
①前頭連合野
②海馬
③偏桃体
などがあります。

①前頭連合野

前頭連合野は、行動の自発性や計画性に関係しています。
この前頭連合野が脳出血や外傷などによって傷つくと、
生活がだらしなくなったり、
積極性や創造性が失われたりします。

②海馬

海馬や記憶や学習における大切な役割をしています。
情報を短期記憶として保存し、
長期記憶にするために大脳に送ったりしています。
この海馬が損傷すると、新しいことを憶えたり、昔のことが思い出せなくなったりします。

③扁桃体

情動学習の中枢として役割を果たしています。
偏桃体は不安や恐怖を感じたときによく活動すると考えられています。
そのため、うつ症状やPTSDなどは、この扁桃体が過剰に働くことで起きているのではないかと考えられています。

3.部品としてだけでは考えられない「人間のココロ」

上記のことから人間のココロとは、脳内の部品によって区分けされ、ある意味機械的に動き、部品と部位の組み合わせのように感じられます。

しかし、そんな機械的な生き物ではないのが人間です。
たとえば人間・・というか生物はすべてそうですが、種の保存を目的の一つとしています。
自分が死なず、後世に自分のタネを残すということを大切にするのが一般的な生物です。
しかし、人間は命がけで他人や生き物を助けようとしたり、
自殺をしようとしたりと一般的な生物としては考えられない行動をとることがあります。
脳が人間のココロの機能を担っているのは間違いないのですが、
単なる機能としてだけ考えてしまうと説明しきれないのが人間という生き物だということを理解しておかなければなりません。

次回は、心理学の歴史について学んでいきます。

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