心理学 NO.7 現代の3つの学派

ヨネカワ治療院です。

カラダの施術を行う上で、痛みの発生がココロから来るものもあると感じており、
ここ最近は心理学を学んでいます。
どうせ勉強するならと、心理カウンセラー資格を取得しようと孤軍奮闘。
毎日、一歩ずつ歩みを進めています。

現代には3つの学派がある

前回、心理学の成り立ちや貢献された方などを紹介しましたが、
今回はここ最近注目されている3つの学派について勉強していきます。

1.認知心理学

ウルリック・ナイサーという人が認知心理学という題名の本を出版したことから、この言葉が一般的に使われるようになった。
認知心理学とは、

”知識や認識などの高度な知的活動だけを対象にするのではなく、
感情にも向けた認知一般を対象としている心理学”

です。難しい言い回しで吐きそうですね。
物事を決めるまでには様々なことを考え、やがて決定します。
その様々な考えによって決定する過程を認知心理学と言います。

2.人間性心理学

人間性心理学とは、自由で健康的な側面を強調し、共感的に関与することを重要視した学派です。
カール・ロジャースさんの『来談者中心療法』がめちゃ有名です。


来談者中心療法

本人が解決を導き出すための療法。
カウンセラーからはアドバイスはせず、あくまで共感が主体。
共感し、相談者が話した言葉を反復することで相談者自身のココロの状態や考え方に気付かせる方法です。
人間の問題を解決する能力や問題に気付く力に着目しており、現代では一番有名な療法とされているようです。
相談者の成長や再発の予防を促せるとのこと。

3.新行動心理学

いきなりの「新」で戸惑っておりますが、順を追って説明します。

もともとは、ジョン・ワトソンさんの『行動主義心理学』というものがあったようです。
これは目に見える人間の行動に着目したものでした。

刺激がある

反応がでる

例)
楽しい場所があると聞いた(刺激)
 ↓
その場所で楽しむ(反応)

です。
この行動心理学にさらに強化版を付け加えたのが、新行動心理学です。
ちなみにクラーク・ハルさんが唱えてます。
強化されちゃったところは以下の通り。

刺激がある
 ↓
欲求がでる
 ↓
反応がでる

例)
楽しい場所があると聞いた(刺激)
 ↓
楽しそう、超行きたい(欲求)
 ↓
その場所で楽しむ(反応)

この、「欲求」という項目が追加されたのですね。
この欲求がじつは重要なポジションにありまして、
◎欲求がポジティブ=楽しそう、超行きたい
か、
◎欲求がネガティブ=めんどくさいけど家族が言うから仕方なく・・
かで、
「反応にあたる部分がずいぶん変わってくるよね」ってのがクラーク・ハルさんの言いたかったことです。
たしかに、仕方なくいった場所ではあまり楽しめないかもしれません。


さあ、なんとなく大枠が見えてきた・・ような気がします。心理学。
こういった歴史や成り立ちなどは、相談者とのやり取りで直接必要になることはヨネカワの人生経験上、ほとんどありません。
しかし、たまーーに歴史を聞かれたときに答えられないと「え、そんなことも知らないの?チンチャ?(韓国語で”マジで?”)という信用問題になりかねない部分であります。
新行動心理学にあるように、楽しんで(欲求)、勉強(反応)していきたいなと思います。

次回は名前を聞いたことがあるような・・これまた心理学界の有名人らしいフロイトさん、ユングさん、あとロジャースさんについて勉強していきます。


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