中に力を通す技術
写真は、 ハサミの尖ってない方を使って、 表のビニールテープはキズ付けずに その内側の段ボールにだけ キズを付けたものです。
みなさんも こんな場面を見たことがあると思います。
(ダンボールのビニールって切れなくてムカついたりしますよね)
僕たち施術家は、 『中に力を通す技術』が必要です。
表面には刺激を加えずに、 『狙いたい深さの筋肉や関節にだけ、刺激を加えられる技術』 です。
そのために揺らすのか、 うまく圧すのかは 施術家によって違いますが、
とにかく表面(たとえば皮膚)に 刺激は入ってるけど
狙いたい深部のほうに 刺激が加わってなければ、 なんの意味もありません。
そういえば、小学生のころに読んでいた週刊ジャンプで、
ろくでなしブルースの前田太尊が
『パンチが当たる瞬間に手首を捻ると、ダメージを腹の中に加えることができる』
的なパンチをしていました。
出版社:集英社 作者:森田まさのり
子供のころに真似をして、
袋に入った2枚入りのせんべいを床に置いて、
手首を捻りながら浸透させられるパンチを練習してたっけ。
2枚目のみが割れれば成功なのですが、
残念ながら1枚目が割れるか2枚目とも割れるかの
どっちかでした。
とにかく、 ただ押してるだけに見えて、
このへんで技術がいるんだせぃ? (スギちゃん風)