肘の方向で使う筋肉がかわる
今日は、”肘の方向を意識しましょう” というお話しです。
これを知っているだけで、よくあるデスクワークでの肩こりや、
ものを持つなどのときに肩を痛める心配を減らすことが出来ます。
肘の方向で使う肩の筋肉が違う
デスクワーク中、あなたはの肘はどちらを向いているでしょうか?
①肘が外を向いている

②肘が足の方を向いている

通常であれば
①外側を向いている
場合が多いんじゃないかなと思います。
でもじつは、
②肘が足の方を向いている
のほうが肩こりや肩を痛めたりがしにくいんです。
分析すると以下の2つです。
理由1.僧帽筋が一緒に働いてしまうから
「僧帽筋」という筋肉があります。
これですね↓

この筋肉の上部線維というやつが、
肘を外に向けた姿勢でいると力が入り始めてしまいます。
これはまったくムダな力で、特にデスクワークなどでは使わなくていい筋肉なんです。
ムダに働くくせに(筋肉に失礼)、疲労して固くなるので肩こりの原因のひとつになります。
②のように肘を足の方向に向けていれば、この筋肉はほとんど使わなくて済みます。
理由2.腕の骨の出っぱりが肩甲骨の先っぽと衝突する
肘を外に向けたまま腕を上げたりすると、腕の骨の付け根の出っ張ってる部分が、ちょうど肩甲骨の先っぽに衝突することがあります。

← ここですね
(正確に言うとあいだにある筋肉を挟む)
筋肉のバランスの悪さによって問題が起きたりするのですが、
肘を足の方に向けて腕を挙げることで、「肩が痛くなっちゃった!」を減らすことが出来ます。
まとめ
いかがでしょうか?
今日から肘の方向を意識するだけで肩こり予防/痛めずに済みます。
ぜひお試しください。