心理学 NO.14 減点方式と加点方式の考え方
ヨネカワ治療院です。
カラダの施術を行う上で、痛みの発生がココロから来るものもあると感じており、
ここ最近は心理学を学んでいます。
今日は『減点方式』と『加点方式』について
独自の考え方をお伝えしていきます。
目次
減点方式と加点方式という考え方
物事を考えるとき、
・理想から入るか
・最低限のラインから入るか
があると考えています。
例として、転職で考えましょう。
自分の理想を持って転職したとします。
転職後、
「ここが理想と違う」
「思ってたのと違う」
となることがあると思います。
この時、みなさんならどう考えますか?
減点方式で考える
減点方式で考える場合、
理想とのギャップで
どんどん点数が減っていきます。
自分の理想が100点だったとします。
そこから
・思っていたような上司と違う -10点
・仕事の内容がきつい -10点
・休みが少ない -10点
・腹の立つ取引先がある -10点
・・・
こんな感じでどんどん点数が減っていきます。
すでに100点 ⇒ 60点
になってしまいました。
理想が満点なわけで、
その理想とのギャップがあれば
すべて減点されていきますので
やがて職場が嫌いになります。
仕事がつまらなくなっていく
原因です。
加点方式で考える
加点方式で考える場合、どんどん点数が増えていきます。
まず最初にあるのは最低限の点数です。
例として、
仕事がある=20点
でスタートとして考えましょう。
・思ってた上司と違うところがあっておもしろい +10点
・仕事はきついがもっときつい仕事があるはずで、それよりは断然良い +10点
・休みがちゃんとある職場でよかった +10点
・腹の立つ取引先とうまくコミュニケーションを取ることで自分のコミュニケーションスキルが絶対あがるな +10点
最低限のライン(20点)から40点が加算されて
減点法と同じ60点です。
おなじ点数だけど
どちらも同じ60点です。
しかし、これからさらに
点数が伸びていくことを考えると
加点方式での考え方が
良いことがわかります。
さらに加点方式であれば
100点でおさまることなく110点、120点・・どんどん点数が増えていき、
満足度が高くなっていきます。
逆に減点方式では
60点よりさらに点数が下がる一方ですので
満足度が落ちるばかりです。
まとめ
今までたくさんの方から相談を受け、
そこから出した答えである
超超個人的見解では、
「いまの職場に不満が多くて辞める場合、
たいてい次の職場でも不満でいっぱい」
になります。
それは、
理想とのギャップ=減点
という考え方にあるのかもしれません。
今回は転職について例を出しましたが、
これは何にでも当てはまると思っています。
加点方式の
「それが出来るだけで最低ラインはクリアしてるな」
「それ以上は儲けもんだな」
の考え方はめちゃくちゃおススメです。
ぜひ試してくださいね(^^)
では、また。
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