ダルシムとヨガ
わたしの世代はみんなストリートⅡ(通称:ストⅡ)という格闘ゲームが大好きでした。
そのストⅡの中でインド代表の格闘家として出てきたのが、
『ダルシム』です。
ダルシムは丸坊主で、テイスト的にはインドの僧侶みたいな感じです。
いかにも神様に近いですーというような雰囲気を出していますが、
こやつ、たいへんな間違いを犯しているのです。
それは、『暴力』です。
ダルシムは、「ヨガ~」とか言いながら、人を蹴ったり殴ったり、時には口から火を吐いて
相手を火だるまにしてしまいます。
ダルシム!!
ソレハ、ダメダヨ!!
ここでヨガについて少し解説ですが、
ヨガは、一般的にはやわらかいポーズをやってるイメージだと思いますが、
中味は哲学です。
ポーズは、その哲学の一部なわけです。
その哲学で初めのころに習うのが、八支則というもの。
八支則(8つのこと)
①ヤマ =やってはいけないこと
②ニヤマ =やったほうがいいこと
③アーサナ =ポーズ。意識を内側に向ける準備
④プラーナヤーマ =呼吸
⑤プラティヤハーラ =感覚の制御
⑥ダラーナ =一点に集中
⑦ディヤナ =瞑想状態
⑧サマディ =悟りの境地
八支則のなかの①ヤマ(やってはいけないこと)の中にあるのが・・
<非暴力>(他人も自分も傷つけてはいけないよ)
・・・やっとるがな!ダルシム!!!
人のこと殴ったり火をつけたりしとるがな!!
と、どうしたのダルシムと思ってWikipediaを検索したところ、
このような記述がありました。
『・・寡黙で心優しい聖者で、自身の技を戦いの道具として使うことに迷いを感じながらも、自分を必要とする家族や村人たちのために戦う。・・』
–Wikipediaより-
そうか。どうやらダルシムは仕方なく戦っているらしい。
仕方ないのか・・。
いや、仕方ないのか?!
とりあえず、ひとつ言えることは、
何事も(ダルシムみたいな聖者だって)うまくいかないことはあるってこと。
数千年前からあるヨガ・スートラといういわゆる経典の中には、現代を生きる人たちと同じような悩みについて、傾向と対策が書かれています。
昔も今も、同じようなことで悩んでいるのね。人間って。。
さあ!
そんなわけで、明日も楽しくお過ごしください。
今日もお疲れ様でした。
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