どんな運動が良いのか ~前編~
日常生活で起きる体の痛みの原因は、
①同じ箇所を使い過ぎ
か
②運動不足
だと考えています。
①同じ箇所を使い過ぎについては、
それぞれに職業病があって、
同じ動作を行うことで
同じ筋肉や関節ばかりを使ってしまい、
同じところに負担がかかり、そこが悲鳴をあげて壊れる。
②運動不足は、
ふだん体を使った仕事をしている人や、ゴルフ・散歩や登山などの趣味を持っているかたも
じつは当てはまります。
その理由として、
いつも同じ仕事または趣味では、使う筋肉が同じになってしまうからです。
同じ「仕事や趣味」=「動作」をしていると、使う筋肉が決まってきます。
そして、どんなに激しい動作であっても使わない筋肉はずっと使わないのです。
たとえば、「腕を挙げる」動作の場合には『三角筋』や『棘上筋』や『僧帽筋』そのほかたくさん参加をするはずです。
しかし、おなじ動作で『僧帽筋』ばかりを使っていると、三角筋や棘上筋が使わない筋肉になってきます。
使いやすい筋肉は同じ動作ではさらに使いますし、使いにくい筋肉はさらに使わなくなります。
これによって、弱い筋肉が出てきて強い筋肉は一人でずっと頑張るもんだから疲れてきて、そいつがやられると
「ほかの普段使ってない筋肉にいきなり負担がかかる」
or
「ほかの使いやすい筋肉や関節にさらに負担がかかって」
徐々に体は壊れていくと考えられます。
(ヨネカワ人間研究所調べ)
人間のカラダは会社に例えられます。
筋肉や関節に一人ずつ働いているイメージです。
その一人ひとりには得意な分野があります。
しかし、一人の社員(ひとつの筋肉や関節)が仕事が出来なくなった場合、
ほかの場所で働いている社員(筋肉や関節)が同じ仕事をするしかありません。腕を挙げるという動作でも方向によって得意不得意があるのですが、フォローのためにほかの社員が不得意な方向にもがんばって応えなくてはならなくなってしまいます。
これは経理部の社員の仕事を、営業部の社員が代わりに仕事をしなくてはならないことと似ています。
やりなれない仕事をして、負担が大きくなって営業部の社員も壊れるのです。
では、どうすればこの
②運動不足 に対応できるのか?
体を使っているのにどうすれば?
その答えは、また明日。
(眠いのですみません)
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