リーキーガット症候群に気を付けろ
”リーキーガット症候群”
をご存じですか?
”リーキー”とは、「漏れる」という類の意味。
”ガット”とは、「腸」という意味です。
つまり、”腸から漏れる”ことで起こる疾病の総称ですね。

目次
腸から何が漏れ出るの?
腸から何が漏れるかというと、「腸内細菌や、未消化のたんぱく質や、病原菌」です。
これらは、腸内ではバリアがあるので問題がないのですが、腸から血管内に漏れ出て腸外にでてしまった場合、体のいろいろなところに届き、
様々な悪影響を与えることになってしまいます。
※様々な文献に諸説あり
なぜ漏れるの?
では、なぜこれらの物質が漏れ出るのか?
これは、①腸に影響を与える物質や②ストレスが漏れ出る手助けをしてしまうからです。
①腸に影響を与える物質
・小麦に含まれているグルテン(腸内にへばりついて炎症を引き起こす→漏れる)
・食品添加物
・鎮痛剤
・精製された食材(小麦粉・砂糖など)
②ストレス
・腸脳相関といって、脳と腸は密接にやり取りをしていることが最近の研究で分かってきているようです。ストレスを脳で感じることで、腸内細菌を傷つけます。腸内細菌が傷つくことで、リーキーガット症候群が起きます。
リーキーガット症候群の症状
リーキーガット症候群で起きる症状は、下記のようにいわれています。
・アレルギー
・うつ
・認知機能低下
・集中力低下
・偏頭痛
ほか
まだまだ研究中の分野である
リーキーガット症候群は、現在もまだ研究が進められている症候群です。
まだまだ「確実にこれだ!」と言えないのが現状です。
今日、正しかったことが明日は間違いだった、なんてことはよくあります。
そして、上記に挙げた食材にはもちろん良いところもあります。
小麦に含まれるグルテンは、おいしさの素です。
食品添加物は、おいしそうなにおいを出したり、食べ物を長く持たせたりします。
精製された食材は、加工のしやすさがあります。
それぞれに良い部分と悪い部分がありますので、それを知ったうえで摂取(食べる)ことが良いと思います。
無知なだけで、「なんでこんな症状が出るのかわからない・・」のまま症状が進行するのはとても残念なことです。
知っていれば、回避できることもありますよね。
良いことも悪いことも情報を集めて、そしてその中で自分に合うものを取り入れていくことをお勧めします。