心理学 NO.8 「フロイト」「ユング」「ロジャース」
ヨネカワ治療院です。
カラダの施術を行う上で、痛みの発生がココロから来るものもあると感じており、
ここ最近は心理学を学んでいます。
どうせ勉強するならと、心理カウンセラー資格を取得しようと孤軍奮闘。
毎日、一歩ずつ歩みを進めています。
目次
1.フロイトさん
フロイトさん。。
聞いたことありますよ。
名前だけね!!
①フロイトさんとは
フロイトさんとは、「精神分析」を打ち立てた”精神分析学者”にして”精神科医”でした。
すごい人でしょう。こんな漢字いっぱいですもん。
たくさん勉強していおり、「精神分析」というものに大きく貢献したようなのですが、残念ながら仲間とうまく過ごせず、過酷な人生を歩んでいたようです。
②「精神分析」とは
フロイトさんが体系化していた精神分析は、【無意識】という最も大きな功績を残します。
フロイトさんは、ココロを無意識・前意識・意識の3つに分ける「局所論」を唱えました。
1⃣意識
本人には自覚されていない。でも、人の行動を左右する。
2⃣前意識
普段は意識されないが、注意すれば意識できる。
3⃣意識
自分の体験・意識として理解できる。よくある意識のこと。
フロイトさんは性的な問題にめちゃめちゃ着目しすぎて多くの研究者と仲違いしてしまったようですが、今日まで語られるくらい心理学の発展に大きな影響を与えた人物です。
2.ユングさん
こちらも聞いたことありますよ。
ユングさん。
でも、なんとなく聞いたことあると思っていたらユンゲラーと間違っていた可能性がありますよ。
①ユングさんとは
ユングさんは、「分析心理学」という理論を打ち立てた人です。
フロイトさんと途中まで仲が良かったようなのですが、どうやら途中から仲が悪くなっちゃったみたいです。
②分析心理学
ユングさんもフロイトさんとともに途中まで仲が良かったわけで、「無意識」というものを一生懸命調べており、やがて「内向性」と「外向性」の2つの心構えがあると解釈したようです。
③8種のタイプ論
「内向性」と「外向性」。
これに加えて
「思考」・・筋道をたてて考える機能
「感情」・・表現の豊かさ
「直観」・・無意識での判断
「感覚」・・五感で見極める
の4つの機能を見つけました。
この2x4の合計8種類の”タイプ論”を確立し、カテゴリー分類をしています。
1⃣外向的思考
現実適応力が強く、社会適応力が強い。
2⃣内向的思考
現実に左右されず、自分の信念・内面に執着。
3⃣外向的感情
他人の感情を読める。自分の感情をコントロールできる。
4⃣内向的感情
内面のみで感情をたぎらせている。
5⃣外向的直観
新しい可能性を狙いまくる。
6⃣内向的直観
非現実的な側面強し。でも、内面的な素質を開花する力をもっている。
7⃣外向的感覚
五感を使って現実的な外界をキャッチ。
8⃣内向的感覚
五感を使って内面のイメージをキャッチ。
こんな感じでユングさんは性格傾向を分類したのでした。
3.流行ってますよロジャースさん
ロジャースさんは第二次世界大戦前後に活躍した人なのです。
そして、最近の心理学はロジャースさんが打ち出した「来談者中心療法」が主流のようです。
①来談者中心療法
来談者中心療法とは、個人の成長能力(自己解決力)に着目して、『本人が自分で解決の道を見つけられるのがいちばんよいよね』として、ロジャースさんががっつり打ち出してる療法です。
②来談者中心療法の中身
来談者中心療法(パーソン・センタード・アプローチ)の中身はカウンセラーの態度が肝となります。
1⃣カウンセラーの態度「受容」
2⃣カウンセラーの態度「共感的理解」
3⃣カウンセラーの態度「自己一致」
詳細については長ーーくなってしまうのでまたこの来談者中心療法を中心のテーマとして記事を書く際にご紹介しますが、とにかくカウンセラーがこの1⃣~3⃣をかっつりやって相談者が自分で道を見つけられるようにそばにいようねってことのようですね。
ロジャースさん、あなたの療法は昨今の心理療法の基盤になっているようですよ。
以上、外国の方3人をご紹介しました。
次回は日本人を紹介します。
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