心理学 NO.9 「森田正馬」「吉本伊信」
ヨネカワ治療院です。
カラダの施術を行う上で、痛みの発生がココロから来るものもあると感じており、
ここ最近は心理学を学んでいます。
どうせ勉強するならと、心理カウンセラー資格を取得しようと孤軍奮闘。
毎日、一歩ずつ歩みを進めています。
1. 森田正馬さん
日本人にも心理療法の有名人がいました!
その名も「森田正馬」さん。
読み方は、「もりた まさたけ」さん。
1800年代後半の生まれです。

もともと神経質に育ち、
そしてカラダは強くなかったようで
中学校で心臓病(のちに神経症と判明)の治療を受け落第しているそうです。
また、その後も肺結核症など様々な病気にかかり苦しんだようです。
そして病に苦しみながらも勉強を続け、1903年に大学副助手となって病院で臨床活動を始めました。
自身が神経質であることから、神経質者に対する療法を確立し、それを
『森田療法』
と名付けました。
森田療法の4期
〇1期 絶対臥褥期(ぜったいがじょくき)
生理活動以外は一切の活動を制限し、寝ているように促す
〇2期 軽作業期(けいさぎょうき)
臥褥時間を7-8時間に縮小。それ以外は軽作業を促す
〇3期 重作業期(じゅうさぎょうき)
睡眠時間以外は必ずなにかをする。すこしずつ肉体的に思い作業に移していく
〇4期 退院準備期(たいいんじゅんびき)
日常生活に戻れるように生活リズムを整え、自己洞察を深める
森田療法の適用:神経衰弱、神経症、不安障害、うつ病、etc…
森田療法は生きる事への欲望を引き出すことに集中し、
不安をあるがままに受け入れるように指導していきます
注意!・・ 患者自身に治りたいという意思がない場合、治療の過程で脱落しやすい
2.吉本伊信さん
伊信さん(馴れ馴れしい…!)も日本人で、心理学界隈では有名な人です。
浄土真宗への信仰が厚く、過去には厳しい修行(断食とか断水とか)をこなしてきたようです。
伊信さんは、『内観法』(のちの内観療法)なるものを編み出しました。

内観法の段階
〇集中内観
研修所や病院などで1週間こもり、静かな環境で自分とかかわりの深い他社に対して
①してもらったこと ②して返したこと ③迷惑をかけたこと
の3つの観点で調べるものです。
ちょいちょい指導者(心理カウンセラー)が時間ごとに訪れ、次のお題を出したり話を聞いたりします。ただし、話を聞くときやしゃべるときは感情の邪魔にならないよう、あえて淡々と行います。
〇 日常内観
集中内観が修了したのち、日常生活のなかで一定時間自分を集中内観のときのように調べます。
集中内観で得られた効果を維持するためのものです。
内観法の適用:刑務所、少年院、学校教育、医療現場、社員教育 etc…
注意!・・ 精神的苦痛が多く伴う
日本人にも有名な心理学者がいます。
お二人とも、どちらかというと東洋よりというか、
あまり言葉を発せず自分の心に深く問いかけるような療法を編み出しました。
そのあたりは、やはり日本ぽいという気がします。
では、また。
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