肩甲骨付近の痛みについて

ヨネカワ治療院のヨネカワです。
今日は施術の痛みの箇所についてお届けします。

肩甲骨内側上部の痛み

出展:VISIBLE BODY®

画像のこの部分に痛みの出る方、けっこういらっしゃいますよね。
とくに上を見る動きで痛みが増す場合があります。
もしくは普通にしているだけでも痛かったり、凝ってるな~と感じたりするかと思います。

この痛みの原因として、第一肋骨、第二肋骨が考えられます。


とくに肋骨で一番上にある骨『第一肋骨』は首の筋肉とつながっています。
このつながっている首の筋肉が固くなったりすることで、肋骨が上に引き上げられていると考えられます。

出展:VISIBLE BODY®
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肋骨が引き上げられることで、肋骨と胸の骨および背骨とのつながっている部分の関節が動きが悪くなり、関節としてしっかり本来の動きが出来ない状態が起きます。
上を向いた際に、関節がしっかりと動かないため、上を向けなかったり痛みが出ると考えられます。

どうすれば痛みがなくなるの?

痛みの取り方ですが、
おなじく第一肋骨を上から下方向へ圧すことで、痛みが取れる傾向があります。
圧し方も持続的に長く、丁寧に圧すと改善の傾向がみられます。
画像のような方向から肋骨を下にむけて圧していきます。
第二肋骨も同様です。

出展:VISIBLE BODY®


勢いをつけたり、すぐ離したりしてしまうと効果が出ないので、ゆっくり10秒ほどじんわり圧していきましょう。
これをすることで関節の動きをつけることが出来るとともに、肋骨についている首の筋肉も和らげることが出来ます。
注意点として、画像にあるように第一肋骨のすぐそばを動脈が走っています。傷つけてしまうと怪我となってしまうので、無理に圧すのはやめましょう。

出展:VISIBLE BODY®

原因はなんなの?


斜角筋の疲労があげられると思います。
斜角筋は首の骨と第一肋骨をつないでいる筋肉です。

斜角筋

出展:VISIBLE BODY®


この筋肉は「呼吸補助筋」と呼ばれており、通常の呼吸で酸素を取り入れきれない場合に活動をします。
なので、通常の呼吸ではホントは活動をしてはいけない(しないほうがいい)筋肉なのです。
ですが、気持ちが焦ってしまったり、ストレスを抱えて一回の吸う量が少なくなった場合に、かわりに呼吸回数を多くする必要があるため
小さくて使いやすい斜角筋を使うんですね。
小さい筋肉なので、疲労もやっぱりしやすいもの。
すぐに固くなり(もしくはずっと固くなりっぱなし)、
やがて肩こりや肩まわりの痛みの原因になると考えられるのです。

まとめ


問題は第一肋骨の状態によるものですが、
さらにその先の原因は斜角筋、そしてさらには呼吸にあると考えられます。
呼吸、大事です。
意外と呼吸の仕方が間違っている場合が多くみられます。
気になる方は来院された際にヨネカワに相談してみてください。




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