ヨガジャーナルで使われている専門用語は何が多い?《後編》関節


ヨガジャーナルの専門用語を解説していきます。
骨、関節、筋肉、靭帯、動き、その他に分けて
各パートのBest3をご紹介してきます。

8/7の記事で出てきた専門用語のうち
いったい何が一番多かったのか?

あまりにも各部位の内容をお伝えした過ぎるので、
各パートごとに記事を書いていきます。
今回は『関節』について
ここでお伝えしていきたいと思います。

先にお伝えしておきますが、
関節については
衝撃の展開になっております!
(まとめでお話ししてます)

ちなみに、参考までにヨガで大切な「呼吸」という言葉は
18ページ/全146ページ
でした。
それを踏まえてBest3をご覧ください!


※1ページに同じ用語が出てきても、「1」とカウントしています

関節の専門用語Best3!

同率第2位 

胸鎖関節 1ページ/全146ページ

同率第3位で、胸鎖関節(きょうさかんせつ)がランクインしました。

赤丸の部分が胸鎖関節です。
「胸骨」と「鎖骨」のあいだにある関節なので、胸鎖関節といいます。

以前の記事「腕があがらない」でもご紹介しましたが、
鎖骨は腕をあげる際にめちゃくちゃ動きます。
腕があがらない」記事で紹介した”肩鎖関節”という関節とともに、
思っている以上にグリグリ動くのです。

肩が動いてないときはこのかんじ
腕があがるとこんなに鎖骨は動く

腕をあげるときに、この胸鎖関節が動いているかも確認していくと
より腕をあげるという動きを意識できるかと思います。

同率第2位

肩関節 1ページ/全146ページ

同率2位で、肩関節がランクインしました。

肩関節は丸っこいつけ口をしています。
丸っこい関節は、あっちにこっちにぐりんぐりん動き回れる特徴があります。
なので、
腕を挙げたり
後ろに回したり
外に開いたり
たくさんいろんな方向に動かせるのですね。

肩関節にはもうひとつ大きな特徴があります。
関節が接してるのは30%程度といわれていることです。

基本的にはこれくらいしか触ってない

そう、
めちゃくちゃ浅いんです。
関節が触ってる部分が30%しかないわけで、そのままではポロっと落ちてしまう・・
なぜ落ちないかというと、
周りの筋肉とか靭帯(骨と骨とをつなぐ超強いゴムバンドみたいなやつ)が
しっかりと落ちないようにホールドしているのですね。

たくさんの筋肉や靭帯でホールドされている

このホールドが弱まってしまうと
しっかりとした動きが出来ず、
肩が痛くなったりします。

ヨガジャーナルでは肩関節という言葉も出てきました。
でも、一回だけだったけど。

第1位

股関節 15ページ/全146ページ

もう、むっちゃぶっちぎりで1位は股関節でした。

股関節も肩関節と同じように
丸っこい太ももの骨が骨盤にくっついています。
肩関節と違うところは、
この丸っこいところがしっかりと深くはまっているところです。

しっかりとはまっているので肩関節よりは動きは少ないものの、
それでもしっかりと
あっちこっちに
動かすことができます。

動きを最大限に利用した180°開脚とか、いつかはやってみたいものです。

ただし、この関節はすぐに動きが鈍ります。
癖がつきやすく、
使いやすい筋肉ばかりを使い
ほかの筋肉が弱くなり、
本来の動きが出来なくなってしまいます。


本来の動きが出来なくなると、
ほかの部分でその動きをカバーしなくてはならなくなって
ほかの部分の負担が増えて・・

とまあ、
いろいろあるのですが
とにかくヨガジャーナルでは、股関節という言葉はめちゃくちゃ出てきました。
大事な関節であることがわかりますね。

まとめ

今回、いちばん驚いたのは
関節の名前は3つしか出てこなかったことです。

それも、そのうちの胸鎖関節と肩関節は一回ずつ。
ヨガジャーナルでは関節の名前はかなり書かれていないことがわかりました。

僕たちは関節の専門用語を多用しがちですが、
たしかに一般的には
関節の名前を言われても響かないですよね。

関節の名前を使わずに動きを表現しているヨガジャーナル、すごい!

次回は筋肉の専門用語のBest3をご紹介します。
では、また。



参考出展:VISIBLE BODY®、TEAM LabBODY
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